施工時のトラブル事例集
1
養生テープをフローリングに直接貼ってしまった場合
養生テープ跡のイメージ
養生シートを壁面にしっかり付け、その上に段ボールを折り返し、壁面と養生シートを密着させて重なるように敷き詰め、養生テープで固定して石膏ボードの粉や埃が隙間から入り込むことを防ぎます。養生シートを留める際、養生テープを直接フローリングに貼るとテープの粘着部分が付着したり、木目の中に入り込んでしまうことがあります。夏場など気温が高い環境や古いテープの場合はご注意下さい。もし発生した場合、そ の箇所をサンディング(#180程度)で取り除き、再塗装して修復して下さい。
2
石膏ボードの粉やほこりが付着した場合
石膏ボードの粉やほこりが付着した場合のイメージ
木目が鮮明なアッシュやオーク、また色の濃いブラックオイルやウォールナット、チ ークは石膏ボードの細かな粉や埃などが木目に入りやすいので十分に注意してくださ い。もし発生した場合、エアーで吹き飛ばして下さい。深く入り込み、エアーでも 不可の場合、硬めの歯ブラシで粉や埃を掻き出し、その後オイルで再塗装してくだ さい。それでも取れない場合は、サンディングで削り取り、再塗装して下さい。
3
水跡が生じた場合
水跡が生じたイメージ
水にぬれた場合は、すぐに乾いた布で拭き取って下さい。もし軽く水跡が残った場 合は「ワックス&クリーナー」をお使い下さい。強く残った場合は、ラッカシン ナーで部分的に拭き取り「ワックス&クリーナー」または「フロアクリア艶消し」を 塗り込んで下さい。それでも取れない場合は、サンディングで削り取り、再塗装し て下さい。
4
複合フローリング20シリーズ 【イロコ】
複合フローリング20シリーズ 【イロコ】のイメージ
日に当たる時間が長いほど、より濃く変化していきます。
イロコは日焼けや経年変化により色が濃くなり、紫外線だけでなく室内照明でも色の変化が顕著に表れます。色調の変化は早い場合は数日から数か月で変わります。家具、カーペット等を設置される場合はこのイロコの特徴をご理解頂いた上ご使用下さい。
5
複合フローリング20シリーズ【パドック】
養生テープ跡のイメージ
日焼け前日焼け後
パドックは、最初の色味は赤ですが日焼けや経年変化により黒くなる場合がございます。色が沈んだ状態に落ち着いた後、退色する場合があります。直接紫外線が当たらないよう、使用個所についてはご配慮頂きますようお願い致します。
6
【サーモ系】
【サーモ系】の日焼けイメージ
日焼け写真(左半分が日焼け個所)
日焼け前日焼け後
サーモシリーズのフローリング(無垢・複合問わず)は日焼けなどにより、フローリングの色が薄くなる場合がございます。マットやカーペット等を敷かれる場合はお気を付け下さい。
7
複合フローリング20シリーズ【ウエンジ】
複合フローリング20シリーズ【ウエンジ】日焼けのイメージ
色や木目のバラつき
日焼け前日焼け後
ウエンジはチークに近い茶色から黒色まで様々な色調があります(写真左参照)。また、日焼けしやすい樹種であり紫外線に当たると次第に色が抜けていき、明るくなっていきますので(写真右参照)、ウエンジの特性をご理解頂いた上ご使用下さい。
8
複合フローリング40・20・06シリーズ【チェリー】
日焼け前日焼け後
チェリーは、日焼けや経年変化により色が濃くなりやすい樹種です。色調の変化は早い場合は数日から数か月で変わります。家具、カーペット等を設置される場合はこのチェリーの特徴をご理解頂いた上ご使用下さい。養生期間中も、部分的に光が当たらないように、ご注意下さい。